宮崎高千穂でおこった一家殺人事件。犯人は次男の飯干昌大氏の可能性が浮上してきたようです。詳細を見ていきましょう。
事件概要
2018年11月26日に事件は起きてしまいました。読売新聞ほか、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。
26日午前11時頃、宮崎県高千穂町押方の農業飯干保生さん(72)方で、安否確認のため訪ねてきた同県警高千穂署員が、屋外で女性1人、屋内で男性3人、女性2人の計6人の遺体を見つけた。県警によると、うち3人は、飯干さんの妻で農業実穂子さん(66)、孫で小学2年の唯さん(7)、同県五ヶ瀬町鞍岡、農業松岡史晃さん(44)。県警は、複数の遺体に刃物による外傷があったことから、殺人事件として捜査している。
また同日夕には、高千穂町内の五ヶ瀬川で別の遺体が見つかり、県警は身元の確認を急ぐとともに、関連があるとみて調べている。
発表によると、飯干さんは妻と次男夫婦、その子ども2人の6人暮らし。飯干さんや、次男の会社員昌大さん(42)、昌大さんの妻でパート従業員美紀子さん(41)、昌大さんの長男で建設会社従業員拓海さん(21)とも連絡が取れなくなっている。
同町の神都高千穂大橋付近では昌大さんの軽乗用車が発見され、橋の下の五ヶ瀬川で6人とは別の遺体が見つかった。
出典;読売新聞
犯行現場の場所
犯行現場は宮崎県西臼杵郡高千穂町押方2013にある住居です。
報道で公開された現場写真はこちら。
出典:JNN
飯干保生さんの一家でおこった殺人事件。
中には小学生の女児の遺体もありました。被害者の詳細を見ていきます。
追記)被害者と犯人の人物関係整理
出典:NNN
<死亡確認>
飯干保生さん(72)・・・家主、農業
飯干実穂子さん(66)・・・保生さんの妻
飯干唯さん(7)・・・保生さんの孫娘
松岡史晃さん(44)・・・五ヶ瀬町鞍岡住み、農業
飯干美紀子さん(41)・・・昌大さんの妻。パート従業員
飯干拓海さん(21)・・・昌大さんの長男。建設会社従業員
<死亡確認、犯人か>
飯干昌大さん(42)・・・保生さんの次男。会社員。五ヶ瀬川にかかる橋の下で遺体見つかる
家主の飯干保生さんは次男夫婦とそのふたりとの6人暮らしだったようです。
一家のうち女の子を含む親子3人は、前日の25日までに熊本県阿蘇地方の温泉に旅行に出かけていたそうで、その日の15時ごろに帰宅したといいますが、26日には女の子は学校を欠席しております。
次男の飯干昌大さんと見られる遺体が彼の乗用車のそばで見つかり、犯人ではないかという疑惑が浮上しています。
犯人は次男の飯干昌大氏か?
報道で公開された飯干昌大さんの顔写真はこちら。
出典:NNN
高千穂町中心部にある道の駅の駐車場に、次男の飯干昌大氏のものと思われる車がとまっていて、その後、駐車場のそばの五ヶ瀬川にかかる橋の下で男性の遺体が見つかったということで、報道機関の発表によれば、以下がその場所とのことです。
出典:FNN
国道218号線にある神都高千穂大橋という大きな橋で、景勝高千穂峡谷を渡河しており、本型式では国内第2位とされるアーチ支間長がおよそ143m。しかも水面からの高さはおよそ115mでありますので、ここから身を投げれば死に至るのは想像に容易いといえます。
投身をしたということは、この飯干さんの次男が何らかの事情を知っている可能性も考えられますが、すでに亡くなってしまっているために、真相はわからずじまいとなってしまいました。。
これが一家心中の末の投身自殺なのか、はたまた自殺に見せかけて新たに真犯人がいるのかは定かではありません。
一家心中の動機は・・・
もし一家心中を試みたのが次男の飯干昌大氏ということが真実であれば、動機は一体何だったのでしょうか。
一家のうち女の子を含む親子3人は、前日の25日までに熊本県阿蘇地方の温泉に旅行に出かけていたそうで、その日の15時ごろに帰宅したといいますが、26日には女の子は学校を欠席しているそうです。
楽しい3連休の家族旅行から帰ってきた7歳の女の子を待ち受けていた悲劇と考えるととても心苦しいですし、幼い子供を手にかけるというのは、ふつうの精神状態とは考えにくいでしょう。
追記)被害者ごとに凶器が異なるのはなぜ?
被害者によってナタを使ったり、絞殺していることが明らかとなりました。
この事件は26日、宮崎県高千穂町の飯干保生さんの住宅から飯干さんなど住人の男女5人と、知人の男性1人が殺害されているのが見つかったもの。現場の家の中からは凶器とみられるナタのようなものが発見されている。
その後の捜査関係者への取材で、遺体の傷の状態などから被害者によって殺害された状況が異なることがわかった。飯干さんの妻の実穂子さんは、首を切断された状態だったということだが、飯干さんの二男の妻の美紀子さんと孫で小学2年生の唯さんには刃物で切りつけられたような目立った傷はなく、首に絞められたような痕があったという。
事件後、連絡がとれなくなっていた飯干さんの42歳の二男とみられる遺体が現場から2キロほど離れた橋の下から見つかっていて、警察は遺体の身元の確認を急ぐとともに、二男が6人を殺害し自殺した可能性が高いとみて捜査を進めている。
出典:日テレ
真相が明らかになり次第こちらに追記していきます。