【悲報】大洗町「神磯の鳥居」で死亡事故多数!インスタ映えに夢中で…

神磯の鳥居

インスタ映えに夢中で命を落とす人続出のニュースです。

茨城県のパワースポット「神磯(かみいそ)の鳥居」で先月・今月と命を落とす観光客が連続して出てきてしまいました。なぜ危険性に気づけなかったのでしょうか…また、そこまでして近づきたくなる「神磯の鳥居」の魅力とは…



事件概要

事件は先月末・今月と2回連続起きてしまいました。

場所は茨城県大洗町の海岸沿いです。

茨城県・大洗町の観光スポット『神磯の鳥居』。海岸にそびえ立つ鳥居と朝日が幻想的な風景を生み出す。日中も、この鳥居を見ようと多くの観光客が訪れていた。(中略)

先月21日には、海に転落した中学生の長男(12)を助けようとした母親(53)が溺れて死亡。今月4日にも、写真撮影のために鳥居に近づいた際、岩場から転落した会社員の男性(30)が、死亡した。(中略)

2度目の事故が起きた翌日、大洗町役場は、岩場に登らないよう注意を促す看板を設置した。

NNNより引用

きれいなものには近づいて見てみたくなるのが人のサガ。

しかもインスタ映えすると観光スポットになっているので、なおさらキレイとろうと思うのでしょう。

インスタ映えする神磯の鳥居の魅力

神磯の鳥居は茨城県の大洗磯前神社の鳥居。

神磯というのは「神が降り立った地」に由来します。

朝日に照らされ、荒波が岩礁に当たり白く輝く様が神々しいと、カメラ好き・神社好きにはたまらないスポット。

神磯の鳥居で撮られた写真がこちら。

神磯の鳥居

確かに朝日を波が神々しいですね・・!

神磯の鳥居

岩礁に乗り上げる波も迫力があります。



神磯の鳥居の参拝者はアニメ好きも多く…

大洗磯前神社のある茨城県大洗は人気アニメ「ガールズ パンツァー」の舞台。

神社内の絵馬もガールズ パンツァー関連のものを揃えています。

大洗の絵馬

ガールズパンツァーのキャラが描かれた食べ物とともに神磯の鳥居に来る観光客もいました。

また、大洗神社内には巡洋艦那珂の忠魂碑があることから、人気ゲーム「艦隊これくしょん」の登場キャラクター那珂(なか)ファンにも人気があります。

「那珂ちゃんのお墓参り」というところでしょうか。

大洗磯前神社 巡洋艦那珂の忠魂碑

大洗磯前神社は地元民、観光客、アニメファンとさまざまな層から人気の地であることがわかります。

神磯の鳥居で死亡事故は足場の悪い岩場での不注意が原因

一眼レフのような遠くからでもきれいにとれるカメラであればまだしも、携帯のカメラで撮影しようとするとやはり近づかないと風景はきれいに切り取ることが難しいのかもしれません。

鳥居近くの岩場に足をかけ、携帯の画面に神経を集中させていると足下に油断が生じます。。

鳥居近くの岩場は、決して安全なものではありませんでした。

神磯の鳥居

海岸では、鳥居に行くまでに大きな岩がいくつもごろごろとある。足場が悪そうに見え、岩と岩の間隔がかなりあるところも。岩場に近づいてみると、足場はかなり悪く、岩はゴツゴツしていて、バランスが取りにくいと感じられた。一見、水位は低いように見えるが、海が荒れると波が押し寄せ、危険だという。

NNNより引用

普段平面にならしたアスファルトを歩く現代人にとって、ごつごつした岩の上でバランスをたまつことはそう簡単なことではありません。

観光スポットだという浮き立つ気持ちで手元の画面に集中していては、足下の注意が散漫になるのでしょう。

本当は命綱と緊張感が必要になる場面ですね。



大洗町役場の対策

大洗町役場は2度目の死亡事故の翌日に注意喚起を呼びかける看板を設置し、岩場に登り事故が起きないよう対策を出しました。

神磯の鳥居の看板

「神の降臨の場です 岩に登らないでください」

たんに「危険です」というのではなく、「神の降臨の場」とすることで、畏怖の念を抱かせていますし、派手な注意喚起の看板色は使わないことで景観も崩さないでおこうというような配慮も感じられます。

インスタ映えより命が大事

2017年の流行語となった「インスタ映え」。

それ自体は観光、街の活性化につながるいいキーワードではありますが、他人に見せたいがために自分の命を落とすはめになっては本末転倒です。

今回のこの事故は、「インスタ映え」に取り憑かれて注意が散漫になってしまうという皮肉な今の御時世を表したものだと感じました。

観光地となるといつもより羽目をはずしがちになるかもしれませんが、「パワースポットにいった自分」を他人に見せて承認要求を満たす前に、神々しいものにふれ、自然と自分との対話を大事にしていれば今回のような事故は起きなかったのではないでしょうか。



/* i2iの解析コード  */